WRCの年間王者
2016/03/20
1974年
全8戦
ポイントシステム:優勝20、2位15、3位12、4位10、5位8、6位5、以下10位まで1ポイントずつ減で10位までが入賞。同一マニュファクチャラーの複数台出走の場合、最高位の車のみにポイントが与えられる(2番手以降が入賞した場合、ポイントは無いが順位は変動しない)。
当年は世界的な石油危機の流れを受けて開催回数が大幅に減少し、全8戦で争われた。この年はラリーカーのみならず、世界の自動車史に残る名車であるランチァ・ストラトスがデビューした年である。また前年の日産に続き三菱がランサーで1回優勝した。
ドライバーズタイトル
※ドライバーズタイトルは設定されていない
メイクスタイトル
ランチァ
ポイント数 | 94 |
優勝回数 | 3 |
表彰台回数 | 5 |
車両
ランチァ・フルヴィア・クーペ1.6HF
ランチァ・ストラトスHF
ランチァ・ベータクーペ
WRCで優勝する為だけに開発されたストラトスは、短いホイールベースに軽いシャシー、有名なディーノ246用の2.4lエンジンと当時としては何もかもが画期的なラリーカーだった。当年は4戦出場しただけで3勝の上タイトル獲得。以後ストラトスは頂点にしばらく座り続けることになる。前年までのメインだったフルヴィアと、途中からベータがサポートとして出場した。ベータも地味ではあったが十分な競争力を持ち、投入2戦目でストラトスと1-2フィニッシュを飾っている。